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人生100年時代!死に方上手は逝き方上手!

2000年、WHO(世界保健機関)はQOL(Quality Of Life:生活の質)を重視する考え方から、健康で支障なく日常の生活を送ることができる「健康寿命」の概念を提唱しました。
 
高齢化社会では65歳からの人生計画の最終選択は「死に方」(QOD:Quality Of Death)をあらかじめ、考えて今を生きる姿勢が求められています。QODとはどんなものかを知りたい方は、こちらのNHK クローズアップ現代で紹介された「死にざま指南 看護師僧侶が説く」をご参照ください。

死の質(QOD)を高めるために

死の質を高めるために

高齢者の終末期に関する最近の情勢は、延命治療、最後の時を安らかに過ごしたい(過ごさせたい)という本人や家族の意思が尊重されることを医療のあり方としておもむきを置いているようです。

2007年5月厚生労働省から発表されたガイドラインでも、終末期の治療において患者やその家族の思いを尊重した医療やケアを判断すべきと、患者を中心とした医療への転換に向かっています。

 

 こうした政府や医療機関の動きだけでなく、本人とその家族にとってQOD「質の高い死」とは何かを考えることが重要になってきています。

さらに事件や事故、災難・災害などを考える時、高齢者だけでなく若くても、いつお迎え(突然の不幸)が来てもいいような心構えと対応策に迫られている昨今ではないでしょうか?

①健康の質(QOH)とは

現代社会はストレス社会です。休養してもなかなか疲れが取れない。健康に良いものを摂り、足りない栄養は健康食品やサプリメントでカバーしても一向にからだの疲れが取れない。これでは慢性疲労はますますストレスを蓄積してしまいます。
 
健康の質と日常生活動作(ADL)
健康を決める力として、患者が満足できる厚労省の進める事業QI「Quality Improvement:医療の質」への取り組みがあります。
 
しかし、治療や看護の結果として「患者の健康状態や介護におけるQOLの前進であるADL(Activities of Daily Living:日常生活の質)の側面が大きくかかわってきます。
 
誰もが与えられた環境でできる限り元気で生きられることを切望しています。
例えば、医療において延命を第一目的とする「がん治療」が患者の苦痛を増大させたり、病気を治療する薬剤であってもその副作用により患者の生活に支障を与えることがまったくないとは言えません。もし、支障が出ればQOL(生活の質)だけでなく健康の質まで危うくなります。
 

そこで、健康の質(QOH:Quality Of Health:BLH仮説)について、つぎの3つに分けて考えてみましょう。

①何の異常もなく至って健康である。
②不具合(不調)はあっても病院は行かなくて大丈夫。
③通院中(治療中)だが日常生活は問題なくできる。

健康の質「くつろぎと平安」

②の不具合や③の通院中の方でがん患者さんが含まれることは珍しくはありません。

つぎに「病体」と「病気」について以下のように仮定します。

(1)病体とは、精神的には問題なくて肉体的に支障がある人を指します。
(2)病気とは、肉体的には健康体だが精神的に病めている人を指します。
(3)健常者は、病体でも病気でもない人(自己申告)を指します。
 
病体も病気も、病院にかかっているか否かは別です。このように分けて考えたとき、あなたはどれに該当しますか?

 すぐに健常者だと答えられる方はホントウに健康な方でしょうネ。キッと。

病体(体の病気)の場合、病名は臓器の種類や部位など原因によって分類されることが多いです。
病気(心の病気)の場合、主体はおもに脳(神経系)を対象にしており、原因がわからない疾患が多い特徴があります。

ここでもう一度、お聞きします。あなたはホントウに健常者と思われますか?
日常的にソワソワしたりイライラしたり、すぐにカッとなったりする方は、ひょっとして自分は脳神経系に何か異常があるのかな?と不安になりませんか?
 
現代社会は、便利で快適な生活をしているわけですが「ストレス社会」ともいわれています。ストレスは、広いあいまいな概念ですが 、専門的には「生体に刺激(ストレッサー)が与えられたときに生じる生体側の歪み」を意味します。
 
ストレス「ストレッサーを受けた顔」
すぐに怒ったり、喚いたり、極端に沈み込んだり、ソワソワしたり、いつも暗かったりすることは心の問題だけのように感じますが、実はこのとき身体のほうにもそれに伴うさまざまな変化が生じています。
 
例えば「なかなか寝つけない」「早朝に目が覚めてしまう」といった睡眠障害、食欲の減退、体の痛みやしびれ、頭痛、吐き気、口の渇き、女性では月経異常など、さまざまな症状を訴える人がいます。
 
こうした症状からくる体調不良(不定愁訴)の場合、内科を受診したものの原因がわからず、精神科や心療内科で診断される場合が多いようです。

このようなケースも含めると一見、健常者といっても健康の質(QOH)は必ずしもよくないことが分かります。

②ピンピンコロリ(PPK)

1979年(昭和54年)長野県体育学会における発表論文で登場した造語です。
ピンピンコロリ(PPK)
PPKは健やかに長寿を全うすること。また、それを目的に高齢者に向け健康増進や体力づくりなどを啓発する運動のことを指しています。
 
PPKはピンピン健康に生きてコロリと死ぬ意味から、自分もそうありたいと願う人は多く、PPKは希望的な死のあり方のように受け止められています。
 
長野県には、あちこちに「病気に苦しむことなく、元気に長生きして最後には寝付かずにコロリといく」ことを祈願する「ピンコロ地蔵」があります。さらには、「ピンコロ音頭」や「ピンピンコロリの歌」まであります。
 
ピンピンコロリは、亡くなる直前まで心安らかにして笑顔で「ありがとう!」と言い遺してロウソクの火が消えるように!」逝けたら最高ですネ!

③ネンネンコロリ(NNK)

ピンピンコロリ(PPK)を望んでも、現実にはPPKより「長期の寝たきり」になって亡くなるネンネンコロリ(NNK)のほうが多いのではないでしょうか。
 
ネンネンコロリ(NNK)
現実の死というものは、思うほどうまくいかないことばかりです。
 
「終活」という言葉をよく耳にすることが多くなりました。
 
終活とは、人生の最期を迎える時のために、ご自身で行う準備のことを指します。
エンディングノートを書くとか、遺言書を作成しておくとか、荷物の整理をしておくなどの作業です。
終活を行うことで、残される家族の負担を減らす目的もありますが、PPKやNNKへの本質的な問題解決にはつながるとは思われません。
 
ピンピンコロリに対して、ネンネンコロリ(NNK)とは寝たきり、亡くなるまで病院などのベッドで延命治療や介護などを受け、本人が自由の身でないまま死にいたることを想定しています。

③平均寿命と健康寿命とは

寿命は、その年に生まれた子供が平均で何歳まで生きるかを予測した数値を表します。健康寿命は、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間です。

厚生労働白書(2014年)によれば、「健康寿命と平均寿命との差」は、男性は約9年、女性は約13年間となります

平均寿命と健康寿命の差

この間にQOL(生活の質)からQOD(死の質)へと移行する高齢者(65歳以上)の終末にかかわる医療をどこまでするかや病気にならないための過ごし方など考えておくことは大切です。

人間は誰でも例外なく100%最後は死を迎えます。したがって、死は高齢者だけでなく若い人たちも避けて通れません。QOLやQODの問題は高齢者に限られたものではないのです。

男性は約9年! 女性は約13年!

健康寿命と平均寿命の関係から、ピンピンコロリ(PPK)になるための猶予期間はこの9~13年間の生き方で最終的に死の質(QOD)を高めることが目標です。下図は生活の質と介入の有無の期間を調整生存年として示したものです。
 
医療や介護の介入期間を出来る限り短くしてピンピンコロリ(PPK)と逝けるようにするのが調整生存年の考え方です。ただし、この期間は高齢者対象ですが「シームレス(点線の期間~寿命まで)に死の質を高めるためですから、老いも若きも差別なく取り入れたい調整期間になります。
 

健康の質と調整生存年「健康の質の調整期間」には、詳しく後述する「セルフケア健康法」をできるだけ取り入れることを提案しています。治療や介護の介入がないと日常生活が困難な方は、ご本人の思いでできることから選択的に取り入れられること(特にメンタル改善:思いの持ち方や、思い通りに生きるコツ)をお勧めしています。

死に方上手は逝き方上手!

自然な形で、段々に食事が細りやがて「眠るよう逝く」ことがもっとも望ましい姿ではないでしょうか?

急に逝かれると家族をはじめ、まわりの方も大変困ってしまいます。願わくば、息を引き取るときは「お世話になりました」と笑ってそのときを迎えたいものです。

死ぬことを予期せずにポックリ逝くことは本人にとっても「死んでいるのか生きているのかしばらく迷う」ことだけでなく、この世に執着が残ります。この世に未練があるため、死んでも死に切れないためしばらくは「幽霊」となってしまうかも知れませんネ!?

生活の質(QOL)と生存年数の2つの指標から1つの指標(健康の質で調整した年数)が生き方改善の猶予期間です。(前出の図)
 
生活の質(QOL)に加えて健康の質(QOH)を高めて、できるだけ介入なしでネンネンコロリを最小限にしてシームレスにピンピンコロリ(PPK)に移行しようとするものです。BよりもA、AよりもA‘の生き方が理想です。
 
例え、NNK(ネンネンコロリ)となったとしてもその期間は一週間未満がいいですネ。
 
「健康の質(QOH)を限りなく高める」とは、医療や介護などの介入を如何に最小限にするかの方法論、それはBLHが独自に推奨する「セルフケア健康法」です。
 
そして、スムーズにシームレスに「平穏死ないし、自然死や老衰死」、逝くときは年齢(享年)に関係なく「大往生」したいものです。
往生とは少しの苦しみもなく安らかに死ぬことですが、読んで字の如く「往(い)って生まれる」(逝って天国に生まれる)と解釈すると笑顔で逝けそうですネ。
 
生きがい「なし」は「あり」より死亡リスクが高い!
 

人生をより生きがいのある環境で過ごすことがどれだけ「死に影響するか」を研究した調査結果を参考までにご紹介します。

宮城県の大崎保健所が管轄する 14 市町(当時)に居住する、40-79 歳の国民健康保険の加入者約 5 万 5000 人を対象に、生活習慣に関する自己記入式アンケートを配布し、5 万 2029 人から有効回答を得た「生きがいと死亡リスクとの関連」の大崎国保コホート研究をご紹介します。

 
この結果、生きがいが「ある」と答えた方に比べ、「ない」と答えた方では全死因死亡リスクが高くなりました。さらに、生きがいが「ある」と答えた方に比べ、「ない」と答えた方では循環器疾患(主に脳血管疾患)、外因死死亡リスクが高くなりました。
 
生きがいと死亡リスクの関連
ちなみに文部科学省の助成する大規模コホート研究(JACC Study)において、約10年間の追跡調査を行った結果によれば、独身男性では、既婚男性と比べて、循環器疾患で3.1倍、呼吸器疾患で2.4倍、外因死で2.2倍、全死亡で1.9倍の死亡リスク上昇が認められました。
 
独身女性では、既婚女性と比べて、全死亡で1.5倍の死亡リスクが認められました。やはり、家庭を持っているほうが「生きがい」は大きいようです。生きがいなんて、ただ気持ちだけの問題かと簡単に思っていましたが割り切れない面もあるんですネ。
 
われわれ人間は、この世に生を受けたとき「大泣きして生まれます!」(まわりは笑って喜んでいます)。生きることは「生を受けた恩恵」を返していくことです。せめて「逝くときは笑顔で喜んでありがとう」(まわりは惜別の大泣きしていってらっしゃい!)。この姿こそ、すべてお返し出来た喜びではありませんか!
 
 
泣き笑いの人生縮図
 
これがBLHが提唱したい理想のピンピンコロリ(PPK)像です。

死に方上手と逝き方上手は基本的に違います!

「死に方上手」は、命を引き取るまでの健康の質(QOH)を高め、苦しみや辛い思いを可能な限り緩和して最後はピンピンコロリ(PPK)と死ぬことが狙いです。
 
「逝き方上手」は、「この世とあの世の違い」を含めた「生き方上手」の手法として「メンタル面の取り組み」を重要視しています。私たちは、自分の意識の世界だけで生きていると考えて毎日生活しています。
 
自分の思いがすべてをコントロールして生きていると考えかちです。しかし、人間の脳の働きがわかると、実は身体を制御している「潜在意識」という仕組みの偉大さと存在の必然性が理解できます。
 
私たちは潜在意識(無意識)の存在なしには生きていけないのです。このことを理解すると「自分が生かされている」という事実に気づいてくるはずです。したがって、この世に与えられたかけがえのない命を「人生100年!健康長寿で、生き方上手、死に方上手で逝き方上手」にならないと勿体ないのです。
 
セルフケア健康法」は新時代の健康法であるばりでなく、次世代の健康法につなげる「生き方上手になる」ためのBLH健康サロンが推奨するアイデアなのです。
 
セルフケア健康法は若い人にとってもいつ何があってもいいように日々の生活に取り入れるべき生活習慣です。
 
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